展覧会

三井記念美術館 《驚異の超絶技巧!展》へ行った話

展覧会開始早々に人気、という噂を聞きまして。

どうしようかなぁ、いつ行こうか、などと考えておりましたら。たまたま日本橋で観たい映画もありましたので、そちらと抱き合わせ?という形で行ってきました。

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こういう企画展を見るたび、あぁ自分が少しでも技法を知っていたらその超絶技巧さがより分かるのになぁ、と。

美しいものがそこに存在している、見る、美しい、ため息。だけで終わってしまう自分が情けない。

なので、日曜美とか美の巨人たちで工程を紹介してくれる場面があると、とても嬉しいし楽しいし勉強になります。

今回の展示で二人の”ナミカワ”作品が見られましたが、以前見た番組のお陰でやはり見方が違うというか、熱の入り方が違う、というか。どちらの作品も、素晴らしいですよねぇ。(あれ、作り方を知ることができても感想の質は変わらない?!)

七宝だけでなく、今回様々な作品を見ていて明治の作家さんも、現代の作家さんも、これ作りたい!って閃いたとして、それを自分の技量で出来るかどうか、どうやって見極めるんだろうという疑問が。

明らかに、自分なら出来る、と思って制作をはじめるのか。それとも、やっていくうちになんとか突破口を見つけていくのか。材料をそんなに無駄遣いする訳にもいかないだろうし。いや、そんなこと言ってたら新しいものは作れないか……。

今ほど材料も、工具も揃っていなかったであろう明治に作品を作るのと、新しい技術や素材、工具の開発もあるけれど先人たちの作品とはまた違ったものを生み出していかなければいかない現代に作品を作るのと。

うーむ、どちらにしても生み出すのは大変そうだなぁ。

私自身、なかなか現代の人たちの作品に出会う機会がないので今回のように時代を越えた作品が同時に見られる展覧会は新鮮でした。

最後に購入した絵はがきを。

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左:赤塚時得『四季草花蒔絵提箪笥』

右:高瀬好山『飛鶴吊香炉』

いずれも今回の展覧会用の絵はがきのようで、裏面はこんな感じでした。

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この書体好きだなぁ、なんて書体なんだろう。

清水三年坂美術館の5枚セットの絵はがき。

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私が購入したのはBセットなのですが、A~Cの三種類がありました。

各セットに欲しい絵はがきが入っていたものの、すべてを購入するには資金が。

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左:正阿弥勝義『群鶏図香炉』

本体もさることながら、蓋の細工が。いやはや。

右:並河靖之『蝶図瓢形花瓶』

これは展示にはなかったような??見落としたかな。

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精巧山『雀蝶尽し茶碗』

茶碗として使われたこと……なさそうですよね。

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左:制作・四代飯田新七、刺繍:加藤達之助『獅子図額』

遠くから見たら、絵にしか見えなかったです、はい。

右:旭玉山『家鴨図彫嵌手箱』

ここ1年ぐらい明治工芸関係の展覧会で、いくつも旭玉山の作品を見かけることが。動物の描き方というか、表現がほんわりしていて好きです。

京都へ行ったら、この清水三年坂美術館で森田藻己の根付を見てみたいと思っている今日この頃です。