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貴婦人と一角獣展 そしてグッズ

※ 記事内に商品プロモーションを含んでいます

現在、六本木・国立新美術館で開催中の貴婦人と一角獣展

友人に誘われるまで、この展覧会を知らなかったのですがホームページを見ると「フランスの至宝、奇跡の初来日!」

なんでも、このタピスリーがフランス国外を出るのは今回が2回目。つまり、私が生きている間に日本国内で見られる可能性はゼロに近いってこと?!

行く行く、行きます。

横に並べると全長22メートルという6面のタピスリー。1面の長さは殆どが3メートル超え。

仄暗い照明に浮かび上がるタピスリーたち。それはそれは神秘的な光景でした。

近づいて見る。

離れて見る。

また近づいてまた離れて

次の面でも、その繰り返し。

いよいよ6面め。

また一連の動作を繰り返し、そして1面へ戻る。

3回ほどそれを繰り返しましたが、まだまだ堪能しきれない!そんな感覚でした。

一番上の方まで見ることは難しいですが、それを補う映像資料あり、それぞれに織り込まれている動物、植物を拡大したパネルあり、1度見ただけでは気づかなかったものに気付いて、もう一度最後に現物を確かめに行って、また一周して。

何回か図柄を見ているうちに、ふと思い出したのはマルセイユ版タロットの図柄。

特に≪視覚≫の貴婦人の顔が。

私が一番好きな貴婦人は、≪聴覚≫かなぁ。全体的な図柄としては≪味覚≫もいいなぁ。

いや、いや、≪触覚≫、≪我が唯一の望み≫もいい。ってことで、すべてがいい。はい。

あれだけの長さと幅があるならば、相当な重量のはず。それを長年吊るして展示していたら、修復も当然必要になるだろうなぁ、と。

図録をみると、各面どこを修復したかまで記載がありました。

まだまだ見ていたい気持ちをなだめ、出口へ。

さー、どんなグッズがあるかなぁ?と思ってみたら、、、

第一印象「あ、結構赤いんだなぁ!」。絵はがきなど、すべてが赤い。

照明の光で見た限り、そんなに赤く見えなかったのですが自然光で見るとこのぐらい赤いのかな?と。

あ。背景の色の話です。

図録とセットで購入したのがエコバッグ

このデザイン!素敵だわー。デザイナーさん、ありがとうございます(?)

絵はがき

右上は、それぞれのタピスリーに織り込まれていた動植物だけを並べたもの。予想以上に、植物が多く入っていたんですよねぇ。

絵はがきの入っていた袋

白い紙袋に入れるなんてことは少なくなりましたねぇ。

A5クリアファイル片面a

A5クリアファイルの片面b

すみません、写真が上手く取れなくて。

反射して、部屋の色々な部分が映りこんでしまってねぇ。

A4クリアファイル表面

裏面

ファイルを開くと、こんな感じ

右下のアップ

一角獣、可愛い。

一角獣と言えば、本展とは無関係に作られたのかと思いますがシュタイフの一角獣のぬいぐるみが2体並んでおりました。

非売品かと思いきや、見知らぬ男性が「俺、これ買うわ!」とご購入。以前、どこかで見たけど表情がイマイチ好きじゃなかったから、と「これは俺好み!」と仰っていたような。

それにしても、シュタイフって色んなぬいぐるみ出してるんですね。ついには、くまモンまで発売されるとか。

それよか、スコッチテリアを出せばよかよ。ぶーぶー

2005年に、日本で限定発売されたみたいだけど毛並みが薄いピンク。しかも、あんまりスコッチっぽくない気がする。ぶつぶつ

さて、今回の展覧会で唯一残念だったこと。

それは、タピスリーの製作方法が少ししか触れられてなかったこと。もし、もしできるならば、タピスリーを再現する映像なぞありましたら個人的には嬉しかったなぁ、と。

それにしても、気が遠くなるような作業。

先日、たかだか長さ2メートル弱、幅30センチ弱を織っただけで5時間かかってしまったですよ。しかも、私は決められた模様ではなく感覚的に色を変えていっただけ。

そんな訳で、今回も興奮のあまり長くなりましたがタピスリー、また見に行きたいかも。

あの不思議な空間に身を置いてみたい、という誘惑にかられる今日この頃です。