展覧会 PR

2015年の美術展

※ 記事内に商品プロモーションを含んでいます

2015年は、我が人生で一番美術館へ足を運んだな、と。

はて、一体どのぐらい行ったんだろうか?と思いカウントしてみました。

33の展示会へ行き、うち10展は2回以上行っているという結果が出ました。

2回以上というのは、展示替えがあったから、もしくは内容が好きすぎて行ってしまったということであります。

なんとなく、すごいことになってそうだな、と思ったのは購入した図録の冊数でして。

図録を収納するために購入した50Lの折りたたみコンテナがすでに、こんなに埋まっているという。2015年に購入した図録だけで。

でもでも、図録って一期一会じゃないですか。ここで逃したら、めったにはお目にかかれないのが多いじゃないですか。

と、言い訳。

展示を見終って、興奮したまま売店行きまして、一期一会をふりかざしましてグッズや図録を購入する、というのが毎回の流れでして。

でも、でも、全部は購入してないし!我慢したし!!

それにしても幸せな年だったな、と。こんなにも興味を惹かれる展示が多かったということで。

この中から、自分が好きな展示を選ぼうかとも思ったのですが。

好きな展示が多すぎて、選べない……

今までの展示とは、少し、いやかなり違うイメージを受けたのは

『ルーシー・リー』展と『ヘレン・シャルフベック』展。

この2つは、展示されている作品が全て一人の人物が作ったもので構成されていました。

最初から最後まで、1人だけの作品で構成されている展示を見たことが今までなかったものですから。

まるで一人の人物の歴史を、作り上げた作品を通して見るようなそんな感じだったのです。

ヘレンさんは1862年、ルーシーさんは1902年。

生まれは40年違っているものの、女性芸術家として道を確立し、戦争を乗り越えたという共通点。

今以上に、芸術家として生きていくってことが大変だった時代なのではないかと。

戦中・戦後は日々の暮らしが最優先で、芸術に関心を持っている人たちが少なくなっていたと思われるのに自分の道を歩み続けた。

ただ、ただ、すごい人たちがいるなぁ、と。

長年、見たいと思っていた鳥獣戯画が見られ、想像以上に絵が大きかったのと甲巻と同じぐらい、乙巻が個人的な好み満載だったのが嬉しかったです。

そうそう、日本に居ながら兵馬俑が見られたのも嬉しい驚きでした。全体的に、どのぐらいの総量だったんだろうか!と。

大きさでいえば、ボッティチェリとルネサンス展の横幅5メートルにも及ぶフレスコ画《受胎告知》も見られて嬉しかったなぁ。

よくぞ、持ってきてくださった!!と。

写真は、こちらのページの第5章にあります。その大きさがお分かりいただけるかと。

あぁ、もっと1つ1つの展覧会について色々と書きたい。

今年は、1つの展覧会へ行ったら、ちゃんとブログに書こう。なんて夢を見ている今日この頃です。(すでに2つ行ったのに、書く気配が全くみえないけれど)