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サントリー美術館 神の宝の玉手箱展 グッズについて

※ 記事内に商品プロモーションを含んでいます

本日(2017年7月17日)まで開催されていた《神の宝の玉手箱展》。

国宝の《浮線綾螺鈿蒔絵手箱》の蓋裏が6月21~26だけ公開されていたのに

見に行けなかったもので。

じゃあ、もう展覧会自体見るのを諦めようかと思っていましたら

 

 

なんと、再度見られるチャンス到来!せっかくなので、行って参りました。

 

 

手箱って、想像より高さがあるなぁというのが第一印象でして。

中に二段、三段となっているものもあるなんて。

正確には”懸子”というそうですが。

 ”蓋”があって、中に”懸子(があるものもあって)”、そして”身”という構成のようで。

時代によって違いがあるのかもしれませんが。

私は、蓋と身しかないのかと。身も蓋もない話ですね。くすくす(一人笑い)

 

えーっと。

 

今回はミュージアムショップにあった絵葉書全3点を購入。

もしかして3種類だけだったのか、それとも会期が終盤も終盤だったから売り切れ

だったのかは不明です……。

 

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左:「浮線綾螺鈿蒔絵手箱 蓋裏」

  あまりの細やかな美しさに、うっとり。せっかく単眼鏡を持っていたのに

  あまりにも綺麗で、その存在を忘れて見ておりました。無念。

 

右:「浮線綾螺鈿蒔絵手箱 蓋表」

 

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「浮線綾螺鈿蒔絵手箱」

右下は、この3枚に共通する切手を貼る部分の模様です。

 

実物は1つの文様が4種類13パーツで構成されている、と説明がありました。

しかも螺鈿の厚み約0.6ミリ。

こ、こんなに細かい作業をこなせるなんて。

私だったら、まず材料を切り出すところから失敗しそう、とクラクラしました。

 

 

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「浮線綾螺鈿蒔絵手箱 蓋裏」金箔A4クリアファイル。

キッラキラ。

平成館で開催された禅展でも、キラキラが綺麗で金箔クリアファイルシリーズを

購入してしまったんでした。

 

 

今回は、展示室に入って手箱の説明を読んだ時点から「なんて面白そう!」と。

 

手箱とは中国における櫛や鏡などを入れた唐櫛笥(からくしげ)が

原型ともいわれ、化粧箱の性格を色濃く引き継ぐことから女性の調度の

中でも主要な位置にあってハレの調度として華やかな意匠こそふさわしいもの。

平安時代以降、大切な手回り品を入れる箱として使われてきた手箱。

 

一方で神様への捧げ物として中心的な具であり贅を尽くしてきらびやかに

仕立てられた手箱は「神々の調度」とも呼ばれる。

 

「神々の調度」!!!!!

日用品でもありながら、神々の調度と呼ばれるとはこれいかに?!

 

というわけで、メモってきたことなどを書こう!という意気込みだけはある

今日この頃です。