先週土曜日に《仁和寺と御室派のみほとけ展》の前期展示を見たときに購入した
グッズが↓こちらで
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今回は、昨日後期展示を見に行ったときに追加購入したグッズです。
皆さんが買い物かごに入れていたのに、なかなか見つからなくて場所を教えていただいた絵はがきセット。
大阪・葛井寺 千手観音菩薩坐像 御尊影 五枚組絵はがき
御尊影の五枚組絵はがきは2パターンありました。どちらも会場内に見本がありますので、じっくり見てみてくださいませ。この展覧会にあわせて特別に撮影されたものだそうです。ただビニールに入っているだけではない、この奥ゆかしい感じがまた素敵!
京都・遍照寺の御朱印、十一面観音菩薩像の御尊影、そして古典おみくじのセット。おみくじが吉だったのでホッとしました。
前回、買い忘れてしまった”空海もなか”。
あんこと皮が別々になっているので、パリパリを楽しめます。美味しかったです。控えめにいって凄く美味しかったです。家族にも大好評。
そして最中の皮は“空”と“海”が1セットでした。てっきり、裏面は何も書かれていない皮なのかと。良かった、”空”にするか、”海”にするか家族と揉めずに済みました!?
これで明日から文字が美しくなれる、といいな。箱も大切に取っておこう。色使いも綺麗ですよねぇ。
そして、そして、葛井寺の千手観音菩薩坐像にお会い出来た記念で
持物根付を追加購入。
あとはA4のダブルクリアファイル(仁和寺・阿弥陀如来坐像)と、A5のダブルクリアファイル(仁和寺・薬師如来坐像)を購入してきました。どちらも黒を基調としていて、かっこいいです。
写真を一応撮ってみましたが、まったくそのかっこよさが伝わらない出来だったので省略させていただきます。無念。
仁和寺のお守りや、桜の形をしたおみくじも置いてあったので、最後にもう一度見ようと思ったら21時の閉館時間が近づいていたため、最後にもう一度展示室へ戻ろうと焦ってしまい。まんまと忘れてしまいました。
一週間前とは混雑具合が全く違い17時過ぎに会場へ到着した際はロッカーを探す人々が沢山いました。かくいう私もしばらくロッカー前でウロウロ。帰ってくる人を、みんな待ち伏せしてる感じ……。
後期展示の高さ約12センチの国宝 薬師如来坐像も、最初は一列に並んで止まらずに見るよう係の方が誘導していましたが。19時半ぐらいに再び見に行ったところ、もう列にはならずに各自好きな角度から見ることができました。あの小ささに、あの彫刻。腕の良さと、目の良さが羨ましい限りです。
前期展示を見ているし、今回はそんなに時間がかからないで見られるかも。だから17時より後でもよかったかなぁ、なんて思っていましたが。結局は閉館時間の21時まで滞在……しかも時間が足りなかった。
冷静に出品目録を見てみると、後期展示のみのものも結構あるし、展示替えとかあってそうだよね、じっくり見たら時間かかるよね、と。
それにしても、本当に手が千本以上あるという葛井寺の千手観音菩薩坐像。想像はしていましたが、想像以上の(まぁ、体外私の想像は的外れなんですけど)異形。異形といっては叱られると思いますが。
ですよね、1000本以上あるなら、そうなりますよね、そうならざるを得ないですよね、と。
でも、すごい。
前から見て思わず息を飲むというか、息が止まるというか。横から見た、納得のその厚み。最初、正面から見させていただいて。軽く一周見させていただいて。ちょっと、心臓バクバクしてるから、ちょっと、ちょっと休憩してこよう、と。
ここまでやってまでも皆を救いたいという、その、見逃さずにしっかり救いますよ!!という千手観音菩薩の気迫に押されるというか。いや、作ったのは人間なはずなのに。そこに漲る何か。
ここまでしてくださるなら、なんだか救われる気がする。もし私がこの仏像が作られた時代に生きていたのなら、確実にそう思ったと思います。今見ても、仏教のこと不勉強な私が見ても、そう思ってしまうぐらいなので。
凄いなぁ、これを作った人(たち?)すごいなぁ。思い出していたら、またドキドキしてきました。
秘仏を公開する、ということに対しいろいろな意見もあるだろうと思います。個人的には、この貴重な機会に一同に見ることができて、鳥肌が立つような体験をできてありがたかったです。
「秘仏だからこそ、色褪せなかった」。
「今回展示するにあたり、確認作業の途中で仏像に修理が必要なことが分かった」。
(こちらの文中に出てきます→ 仁和寺展グッズ「みほとけ腕釧守り」誕生秘話|おてらぶ|フェリシモ|ミニツク)
どちらの話を聞いても、なるほど、と。
仏像本来のあるべき姿、美術的な価値としての姿、次世代へ繋げていくこと。その兼ね合いは、どれが正解というのがないような気もして。
今回の展覧会で、仁和寺のお宝の多さに驚き、京都へ行ったら是非現地の雰囲気を感じてみたい、と。もちろん、見ることの叶わないものも多数あるとは思いますが。
仁和寺だけでなく、今回見ることができた品々の多くは、もう二度と見る機会がないんだろうなぁ、と。まぁ、海外からの展示品を中心に構成された展覧会もそうなんですが。
というわけで、自分が展覧会へ行くだけで色んなものが見られる機会があるって素晴らしいことだな、億劫がらずに出掛けたいな、それには今年は体力をもう少しなんとかしたいな、って毎年思ってるのになって思う今日この頃です。
知識の有無はおいといて、仏教を体感できるってなかなかないと思うので。個人的には、この展覧会に少しでも興味ある方は是非とも行っていただきたい、と思います。
絵巻も。絵巻も好きです!その名は『彦火々出見尊絵』。第3章で見られます。
あぁ、できるなら全巻見てみたい!
他にも色々あるけれど、あるけれど。
書き始めたら終わらないのでこの辺で。
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