長年、手元にチラシだけありまして
でも、見に行ったような気もするなぁ。
でもでも、証拠が何もないんだよなぁ、とつらつら思っておりました。
本日、ついに事実が判明!
やはり見に行ってました。
そうだよなぁ。
私が初めて≪鳥獣花木図屏風≫を見たのは恐らく、この展覧会だったと思うんです。
どこかに、〇〇という作品は□□年に△△展に展示された、なんてことが分かる
データーベースがあればなぁ。
と、あくまで他力本願。
今回の若冲展で、さも初めて見たような気がしてた≪葡萄図≫も
≪紫陽花双鶏図≫も≪旭日雄鶏図≫も≪竹梅双鶴図≫、≪伏見人形図≫
そして≪鷲頭≫まで。
頭くらくらしてきました。
この目で見たはずなのに。くっ。
今回の出品目録に≪虎図≫、≪雪芦鴛鴦図≫と書いてあって、
『若冲と江戸絵画展』の出品目録には≪猛虎図≫、≪雪中鴛鴦図≫と
書いてあるのが同じ作品だとするならば、
たぶん、同じだと思うのですが、
今回の若冲展に出品されているプライスコレクションの全部を、10年前に
見てるということに。なのに。あぁ。
見たことあるけれど、テレビとか雑誌でだろうな、って思ったのは。
自分の目で見てたのか。がっくり。
≪若冲と江戸絵画展≫で、私が一番記憶に残っているのは
亀岡規礼の≪虎図≫だったという。
この作品は、こちらのページで見られます。
もう閉館間際だったのか、一人でこの絵を見られる時間があって。
「あぁ、この子可愛いなぁ。くれるなら、この子がいいなぁ」なんて思ってた記憶はあるので。
そうそう、最後の最後でもう一度≪鳥獣花木図屏風≫見て。
面白いことする人だなぁ若冲さん、って。
いやはや、参りました。
出品目録見てたら、この展覧会面白そう!!って思ってしまった自分。
それなりに真剣に見ていたはずなのに。なのに~、なぜ~。
って10年前の自分を責めても仕方ない。
見に行っていただけでも、褒めてあげよう。
図録買ってたら、もっと褒めてあげられたんだけど。
ま、愚痴はさておき。
いくつかグッズも購入していたのでご紹介。
10年前のグッズを、今さらご紹介。
まずは≪紫陽花双鶏図≫のA4クリアファイル
普通サイズの絵葉書
お猿さんの絵は、どちらも森狙仙の作品。
なぜか2枚ずつ購入してありました。よほど気に入った様子。
≪鳥獣花木図屏風≫(右隻)
左隻はなかったのかしら??
こちらは10×22.5センチの変形絵葉書
折り目が付いておりまして、山折り谷折りしますと屏風になるという
仕掛けとなっております。
途中まで軽く曲げてみたけれど、もったいなくて止めた模様。
長沢芦雪≪白象黒牛図屏風≫
それにしても、あの広い平成館を埋められるほどのプライスコレクション。
一体、何点ぐらいお持ちなのかしら??と思ったら展覧会のチラシに
書いてありました。
>展覧会では、プライスコレクションの約600点の絵画作品の中から
>プライス氏と東京国立博物館が共同で選んだ101点を展示いたします。
(ちなみに、出品目録には109点掲載されています)
>今回はとくに、ガラスケースを用いず、光の効果に工夫を凝らした展示室を
>1室設けました。光の変化によってさまざまに変わる絵の表情をお楽しみください。
そうかー、約600点。
すごい。凄い量だ。保管するだけでも大変そうだ。
で、え?
ガラスケースなしの展示……。
あの日に帰りたい。
帰れるなら、この展覧会を見ている、あの日に帰りたい。
そんなことを思う、ゴールデンウィークであります。
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