伊藤若冲 PR

『若冲と江戸絵画展 プライスコレクション』 2006年

※ 記事内に商品プロモーションを含んでいます

長年、手元にチラシだけありまして

でも、見に行ったような気もするなぁ。

でもでも、証拠が何もないんだよなぁ、とつらつら思っておりました。

 

本日、ついに事実が判明!

やはり見に行ってました。

 

そうだよなぁ。

私が初めて≪鳥獣花木図屏風≫を見たのは恐らく、この展覧会だったと思うんです。

 

どこかに、〇〇という作品は□□年に△△展に展示された、なんてことが分かる

データーベースがあればなぁ。

と、あくまで他力本願。

 

 

今回の若冲展で、さも初めて見たような気がしてた≪葡萄図≫も

≪紫陽花双鶏図≫も≪旭日雄鶏図≫も≪竹梅双鶴図≫、≪伏見人形図≫

そして≪鷲頭≫まで。

 

 

頭くらくらしてきました。

 

この目で見たはずなのに。くっ。

 

今回の出品目録に≪虎図≫、≪雪芦鴛鴦図≫と書いてあって、

若冲と江戸絵画展』の出品目録には≪猛虎図≫、≪雪中鴛鴦図≫と

書いてあるのが同じ作品だとするならば、

たぶん、同じだと思うのですが、

 

今回の若冲展に出品されているプライスコレクションの全部を、10年前に

見てるということに。なのに。あぁ。

 

見たことあるけれど、テレビとか雑誌でだろうな、って思ったのは。

自分の目で見てたのか。がっくり。

 

 

若冲と江戸絵画展≫で、私が一番記憶に残っているのは

亀岡規礼の≪虎図≫だったという。

この作品は、こちらのページで見られます。

 

もう閉館間際だったのか、一人でこの絵を見られる時間があって。

「あぁ、この子可愛いなぁ。くれるなら、この子がいいなぁ」なんて思ってた記憶はあるので。

そうそう、最後の最後でもう一度≪鳥獣花木図屏風≫見て。

面白いことする人だなぁ若冲さん、って。

 

 

いやはや、参りました。

出品目録見てたら、この展覧会面白そう!!って思ってしまった自分。

それなりに真剣に見ていたはずなのに。なのに~、なぜ~。

って10年前の自分を責めても仕方ない。

 

見に行っていただけでも、褒めてあげよう。

図録買ってたら、もっと褒めてあげられたんだけど。

 

 

ま、愚痴はさておき。

いくつかグッズも購入していたのでご紹介。

10年前のグッズを、今さらご紹介。

 

まずは≪紫陽花双鶏図≫のA4クリアファイル

 

普通サイズの絵葉書

お猿さんの絵は、どちらも森狙仙の作品。

なぜか2枚ずつ購入してありました。よほど気に入った様子。

≪鳥獣花木図屏風≫(右隻)

左隻はなかったのかしら??

 

こちらは10×22.5センチの変形絵葉書

折り目が付いておりまして、山折り谷折りしますと屏風になるという

仕掛けとなっております。

途中まで軽く曲げてみたけれど、もったいなくて止めた模様。

 

長沢芦雪≪白象黒牛図屏風≫

 

 

それにしても、あの広い平成館を埋められるほどのプライスコレクション。

一体、何点ぐらいお持ちなのかしら??と思ったら展覧会のチラシに

書いてありました。

 

>展覧会では、プライスコレクションの約600点の絵画作品の中から

>プライス氏と東京国立博物館が共同で選んだ101点を展示いたします。

(ちなみに、出品目録には109点掲載されています)

 

>今回はとくに、ガラスケースを用いず、光の効果に工夫を凝らした展示室を

>1室設けました。光の変化によってさまざまに変わる絵の表情をお楽しみください。

 

そうかー、約600点。

すごい。凄い量だ。保管するだけでも大変そうだ。

 

 

で、え?

ガラスケースなしの展示……。

 

あの日に帰りたい。

帰れるなら、この展覧会を見ている、あの日に帰りたい。

そんなことを思う、ゴールデンウィークであります。

 

 

 

 

 

 

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