２０１７年の展覧会

 

 

 

２０１７年、どんな展覧会を見たのか記録していきたいと思います。

 

１．永青文庫　《仙厓ワールド展（４期）》

 

２．サントリー美術館　《小田野直武と秋田蘭画展》

 

３．山種美術館　《日本画の教科書展 京都編》

 

４．太田記念美術館　《お笑い江戸名所～歌川広景の全貌展》

 

５．立川高島屋　《川瀬巴水展》

 

 

私にとってはデトロイト展で写真撮影をする最後のチャンスだったのに、

ええ逃しました。

それで、というのも変なのですが平日に行くつもりだった《川瀬巴水展》へ。

初めて見た川瀬巴水作品が素晴らしくて。

しかも、約１４０点展示ということで次から次というか、まさに所狭しと

並べられる作品群にもう目が奪われる奪われる。

 

水彩画なのか版画なのか、もうパッとみでは判断できないというか。

描く人も、彫る人も、摺る人もすごいなぁ……

 

独特な色味で、こう、パキっとした色じゃなくて、なんかこういい意味で

スモーキーな色味なのがいいなぁ、と思いました（語彙力不足）。

 

作品解説はないのかな、と勝手に心配していたのですが要所要所に説明が

ありまして大変助かりました。

ビデオも流れていたのですが、私は作品を見るのに忙しくて見てこなかった

という。今週中にもう一度行こう！！

 

そして、作品の数も多いけれど展示会場を出た先にあるショップも

大変な量で驚きました。

今回展示していない作品も含めてですが絵はがきが９０種類ぐらいは

あったんじゃないでしょうか。くらくらしました。

 

一筆箋、クリアファイル、そしてなんと初摺りの作品まで販売されていまして。

 

 

生涯で約６００点の作品を完成させたとのこと。

今回の約４倍！！！

しかも全国を旅しつつ、その数を作るとは……

 

今年没後６０年とのこと。

どこかで大規模な展示があればいいのに…と思うのでした。