シャープペンシルを使い始めて、数十年。
文房具屋さんへ行っても、わざわざ君の存在を探すこともなかったし、
もしかしたら、もう使う機会がないかも、なんて思ってたのに。
ごめんね、鉛筆。
展覧会へ行くようになって、メモする回数も増えてきた今となっては
君なしではいられない。
家のストックも、ついに尽きたので文房具屋さんで鉛筆を購入することに。
しかーし。
場所が分からない。
シャープペンシルやボールペンなどの売り場は、すぐ分かるけど。
いざとなると、なかなか見つからず。
店員さんに聞きました。
行ったのは銀座の伊東屋さん。
落ち着いてフロア案内を読めば書いてあったのに。お恥ずかしい。
さすが種類豊富!
全部ではないけれど、試し書き用の鉛筆も沢山用意されていて、迷いつつも
3本購入。
削られた状態で売られている商品と、削られていない状態で売られている商品。
この違いは、はて、なんなのでしょう?と今さら疑問に思ったり。
一番上はクレタカラー社のもの。
オーストリアで300年以上の歴史がある会社とか。
なんとモーツァルトやシューベルトも、このメーカーの鉛筆を使っていた
そうです。
せめて鉛筆だけでも、その才能にあやかりたいと購入。
いや、あやかれないけれど。気は心ってことで。うん。
真ん中はファーバーカステル社の鉛筆。
こちらはドイツの会社で、世界で初めて鉛筆を製造・販売したそうです。
写真では分かりにくいですが、三角形をしておりまして。
ぽつぽつとした突起は、長時間の筆記でも疲れにくく、かつ、滑り止めの
役割をしてくれるそうです。
一番下は、今までも使用している鉛筆と同じuni。
うん、落ち着く。
さて写真の右下に写っているのはプニュグリップ。
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”すべりにくく、持ちやすくなる”という謳い文句に心惹かれまして。
まさしくプニュプニュで、持っていて気持ちがいいです。
説明にも書いてあるのですが、鉛筆の種類によっては少し緩かったりしまして。
今回の3本の中では、クレタカラーに付けると少し緩い感じがしました。
っていうか、せっかく突起がついてるファーバーカステル社の鉛筆にグリップを
付けたら本末転倒ですよね。ほほほ
鉛筆といえば、鉛筆削りがないと、ということで。
持ち運びができるコンパクトなタイプを探しまして、こちらを購入。
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最初、”ラチェッタ式削り”の意味が分からなかったのですが。
(最近、とみに読解力低下が著しくて……)
通常だと、鉛筆を持ち替えつつクルクルと一定方向へまわし続ける必要が
ありますが
この子は左右に半回転するだけで削れていく、ということらしいです。
らしい、というか、削れます。
手を右に捻り、限界まできたら左に元の位置まで捻る。
それを繰り返すだけで削れてくれます。
削りカスを捨てる際、蓋を開けるのに少々苦労しますが。
そのお蔭で、削りカスがカバンの中に散らばることはまずないはず。
慣れてきたら、もう少しスムーズに取り外しできるかも。
(※追記※3か月使ってみましたが、かなり早い段階でスムーズに取り外しが
できるようになりました!)
とまぁ、メモする準備は万端なのですが。
昨年からメモったものが山積みで、ちっともブログに書いてないという
現実にうなだれる今日この頃です。