本屋さんだけど、ちょっと普通では見かけない文房具も置いているお店が駅前にありまして。バスを待ちながら、そこをのぞくのが楽しい今日この頃。
先日、本を探しがてら ぶらぶらしてましたら見慣れぬシャープペンシルに説明書きが。
「池上彰さんも使っているシャープペンシルで、うんぬんかんぬん」と。
芯の太さ0.9mmで、速記に使われているとか。
試し書きしてみると、その太さが頼もしくて。
家には何十本も筆記用具があるというのに。シャープペンシルは通常の0.5はもちろんのこと、0.7、0.2まで持っている割に最近ほとんど文字を書くことがないのに。
自分の性格として、1回気になってしまったものは何年後でも入手したがる難癖があるもので。もう、気になったときに購入するのが一番だ、と最近悟りまして。
ええ、購入しました。
その名はプレスマン。せっかくなので、替芯も購入。
日本で唯一のロングセラー速記用シャープペン「プレスマン」を1978年
発売以来、37年ぶりに外観そのままで、快適性を改善して平成27年6月1日にリニューアル発売します。
ふむふむ、測量野帳といい文房具のロングセラーというのは魅惑的だなぁ。
で、公式ホームページの続きを読んでみますと
取材中に芯を使い切ると何度もノックしなければならず、タイミングを逃してしまわない様にプレスマンは通常全長60mmの芯を100mmの2B芯にし、途切れのない取材を可能にしました。
え?
100mm の芯??
慌ててシャープペンシルのなかから芯を取り出してみると
なるほど。
上がプレスマンに入っていた芯。下が通常の芯。
そういえば、売ってました。プレスマンの近くに長い芯が。
そうかー、あれが専用の芯だったのか!!しかも、2Bだったのか!!
よく説明を読まずに買うから、こんなことになるのだぞ自分、と思いつつ。それにしても、ボディが軽いなプレスマン。
はて、本当に池上さんも使っているのだろうか?と購入してから心配になり(どんな心配だ)手持ちの本をパラパラしてみましたところ
この本に、載っていました!!
p163
メモに使う筆記用具は、私がいつも持ち歩いている2B、0.9ミリの
速記用シャープペンシルです。
この濃さと太さだと、なめらかに走り書きができます。
ちなみに、別ページには芯の太さ1.6ミリのボールペンを使用されていることも書かれていました。へー、極太ですねぇどんな感じなのか試してみたいな。うずうず
で、0.9ミリの速記用シャープペンシルをどこで使うのか、と。
最近、よく文字を書くのは美術館なんですが。ですが、ほとんどの美術館では鉛筆だけが許されている状況。
これは、あの美術館で使おう。
私が、唯一知っているシャープペンシル可の美術館。
それは…………(意味もなくもったいぶってみる)
三井記念美術館であります。
ホームページにも、シャープペンシル可とはっきり書かれています。
三井記念美術館の展示は、ほぼガラスケースに入っての展示が基本だからでしょうか。
鉛筆だと、どうしても先が丸くなってきて途中で鉛筆を替えるか、削るかになってしまうので、このシャープペンシルがぴったりなはず!と勝手に心躍らせております。