2007年に東京都美術館で開催された《トプカプ宮殿の至宝展》。
残念ながら、もう記憶が断片的で。
微かに残るホームページの記事を見ながら、ああ、そうそう、こういうのもあったなぁ!と。
ほー、カーバ神殿の錠と鍵も見ていたのかぁ。
現在、表慶館で開催されている《アラビアの道展》でカーバ神殿の扉もみられたし、日本に居ながらにして見られてしまうとは凄いことだなぁ。
こちらが《アラビアの道展》で展示されていたカーバ神殿の扉。
《アラビアの道展》の展示品は撮影可能だったので、撮影してきました。
ここに、《トプカプ宮殿の至宝展》で見たような錠がついていたのかしら。
で、話を《トプカプ宮殿の至宝展》に戻しまして。
そうそう、こちら↓の記事にある”金のゆりかご”もあったなぁ!!
[東京都美術館]トプカプ宮殿の至宝展【G】上野・浅草ガイドネット
日本の有田焼も実際に使われていたとか
オスマン帝国でも花押が使われていたとか
知らないことばっかりだったなぁ。
出展作品リストを見てみると、宝飾燭台、宝飾吊るし飾りなど宝飾がつくものが多く七宝やダイヤモンドが使われた宝飾水注・水盤、宝飾コーヒーカップ受け、ネックレス、イヤリング、宝飾団扇、チェス駒、宝飾ハエ追いにいたるまでとにかく、金・ルビー・ダイヤモンド・エメラルド……。
5×4センチのエメラルドが真ん中に飾られたターバンとか。重くないのかしらと、変な心配してみたり。
あまりにも宝石が大きいと、最初はこれ本物?!凄いとか溜息つきつつ見てましたが慣れって恐ろしいもので。
最後の方にあった展示品をみていると、サイズが小さくなってきまして(それでも、一般的な店で普通にみるような宝石よりも遥かに大きいのですが)
見知らぬ女性二人組が「なんか、小さいわよね?」「小さいわね、今まで見てたのが
嘘みたいに大きかったから、小さく感じるわね」と笑ってらして。
丁度、私もそう思っていたので「ですよね、そう思ってしまいますよね!」と声をかけてしまい、三人で笑ってしまったのでした。
10年経っても、時々その会話を思い出して一人で笑ってしまうのです。仲良く楽しそうに展示をご覧になっていた、あの方たちお元気にされているかしら。
少しだけグッズを購入していました。
袋も洒落ていたんだなぁ。
絵はがき
左上:ベールを被る女性像
右上:ラヴダ(アブデュル・アジズ時代)
下 :預言者ムハンマドの聖遺物入れ
もう10年も前なもので記憶が薄れており、綺麗な宝石箱を見たんだな、
と思っていたらまさかの聖遺物入れ……。
こちらは、たぶん栞セット、かな?
上部真ん中:子供用かけ布団
上部右 :染付扁壺形水筒
左 下 :トランプ
右 下 :儀式用カフタン
トルコ原産のチューリップを大胆にデザイン化しているとか。
洋服とか布のデザインが美しかった印象があります。
あぁ、面白そうな展示内容だなぁ。
音声ガイドまで借りた形跡があるから、相当楽しかったんだろうなぁ自分。
そう考えると、やはり思い出すためにも展覧会の図録は入手しておきたくなるしそのとき何を感じたかもメモっておくと、のちのちも楽しいんだなぁ、とか結局いつも思ってるのと同じ結末になるのでした。