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チャペック兄弟と子どもの世界展で購入したグッズについて

※ 記事内に商品プロモーションを含んでいます

 

現在、渋谷区立松濤美術館で開催中の《チャペック兄弟と子どもの世界展》でとても惹かれた言葉が

子どもが幼少期に身につけた言葉の数が少なければ、その後の人生も多くを知ることはないだろう。これが私にとっての児童文学の問題だ。子どもたちに、できる限り多くの言葉を、考えを、表現できる力を与えること。いいかい、言葉は考えであると同時に、心のすべての基礎をなすものなんだ。

 

カレル・チャペック氏の言葉だそうです。

どんな展覧会でも「凄い」「可愛い」「美しい」みたいなことしか書けない私としては大変頭が痛いといいますか。
大人になってから、身につかないわけではないけれど。
やはりできれば選択の幅は子どものころから広く持てた方がいいな、と。

通訳の方の本で「君たちは、単語の意味を思い出すのでいっぱいいっぱいだろうが私はどの言葉を当てはめた方がより発言者の意図に沿うかを悩む」と師匠に言われ愕然とした、という文章を読んだことを思い出しました。

最近、とみに言葉が出なくなって自分に苛つくことがあるんですが。
使わないと出てこないし、覚えないと使えないし。うう。
そして言葉に詰まると擬音語に頼る私。うぐぐ。

 

で、購入してきたグッズについて。

私の大好きなマスキングテープ。

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同じ図柄だけど、色はグレーで、イラストが横になってるバージョンもありました。

さすがに2つは贅沢だということで、色も可愛かったのでこちらにしました。

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どちらのマスキングテープも、mtシリーズを作っているカモ井さんでした!
やはり、本職(?)が作られていると安心します。たま~にですが、グッズで少々ガッカリなマスキングテープもあるので。粘着力がすごい弱かったり。
デザインだけでなく、実用性もあるのが大変嬉しいです。

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あぁ、ダーシェンカ。可愛いよぅ、ダーシェンカ。首の角度が最高。
残念ながら、ダーシェンカはこの1枚だけでした。

チャペック兄弟は犬を飼う前、猫しか飼えない家に住んでいて猫も大好きだったと説明にありました。

ダーシェンカは4代目のイリスの子、といわれてるそうです。
ワイアーフォックステリアは同年代の大正時代に日本でも人気があった、と説明にあって驚きました。そんなに早くから日本にいたなんて。

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『こいぬとこねこは愉快な仲間』ヨゼフ・チャペック

真似できそうで、真似できない独特なイラストが好きです。

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『私たちは新しい本を運んでいる』ヨゼフ・チャペック

同じ柄のクリアファイルもあって、悩みに悩んだんですがダーシェンカのクリアファイルを購入。あぁ、やっぱり買えばよかったかな。

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『郵便屋さんの話』ヨゼフ・チャペック

このイラストもそうなのですが、原画には修正液で修正した箇所が。

写真だと分かりにくいですが、マントの裾の部分とかアヒルの胴体部分とか。
細かく修正されてるなぁ、と感じました。

そうそう、切手を貼るところの少年のイラストも可愛かったなぁ!

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展示を見ていて驚いたのは。

一緒に行ってくれた方が「世界初公開の作品があるよ!」と教えてくれたこと。

こちらの記事で見ることができます『スカーフを巻いた少女』ヨゼフ・チャペック

(この記事によると、チェコ国外で初めての公開、と書いてありました)

そ、それって、とても貴重なことですよね。

もっと大々的に宣伝しても良かったのでは、とおせっかいながら思うのですが
それは、そうできない大人の事情があったのでしょうか。

ヨゼフ・チャペックは、湿った手漉きの紙にフランス製のパステルをにじませて描く手法も使っていたとか。
それが独特な温かい味わいになって出ているように感じました。

パステル画がすごく鮮やかな色を保っていたのは、その手法のせいなのか、はたまた別の理由なのか。

ダーシェンカしか読んだことがないので、他の作品も読んでみたいと思う今日この頃です。