現在、国立新美術館で開催中の《ルーヴル美術館展 肖像芸術ー人は人をどう表現してきたか》。
たまたま平日に休みが取れたので、初日に行ってきました。
館内には顔出しパネルも。
人が人を描く。
頼まれたから描くんだろうな、ぐらいにしか考えていなかった自分の浅はかさ。
この世を去ってしまった人を偲ぶために、自分を思い出してもらうために、という気持ちから始まって。
自分がどう見られたいかを考え、そう見えるように描かせたナポレオン。
自分が気に入った肖像画を何枚も描かせたというルイ14世。
そして限られた人だけを描く時代は終わり、画家が愛する家族を描いた肖像画などなど。
最後にアルチンボルドの『四季』から春と秋が展示されていました。
たしかに、この作品も肖像でしたね。ちょっと忘れがちだけど。
絵の四隅に描かれた草花はアルチンボルドが描いたものではないとか。
そうだよなぁ、それがなければもっと絵が引き立つと思うんだけれど、とか失礼なことを思ったのでした。
1つ残念なのは、展示の説明の場所が下すぎるものがありまして。
これからもっと人が多くなったら、説明を読むところで人がもっともっとごった返してしまうんじゃないかとか。余計なお世話ですが。
しかも字が小さめだったもので。
さてグッズについて。
今回、珍しくクリアファイルには手を出さず。
絵はがき(26種類ぐらいあった気がします)を13枚購入。
半分も購入したのか……
そりゃ、クリアファイルには手を出せなくなりますな。
そうだ、絵はがきのうち1枚だけ大阪会場でのみ展示される作品の絵はがきがありました。
どの絵はがきを購入したかは後日書く予定です。
珍しくマグネットも購入。
本当は家族へのお土産にしようかと思ってたんですけど。
我が家の通例として、貼るところが台所になるだろうから、なんか、こう申し訳ない気がして。
いやぁ、モデルの方も実際に綺麗な方だったんだろうと思うのですが、その美しさを存分に描く画家の力、ふっかふかのクッションの質感、全体的な色使いの美しさ。
東京都美術館で以前見たティツィアーノの《フローラ》も素晴らしく美しかったけれど、あちらは確か実在の人というより花の女神でしたものね。
これは描いてもらいたい人が殺到したのでは。
行く前から 絶対購入しようと思っていたのが、こちら。
ルーヴルッ子。
鎌倉といえばクルミッ子(個人的には)。
そのクルミッ子が今回の展覧会ではルーヴルッ子として限定パッケージで発売されております。
美味しかったなぁ。あっという間になくなってしまって。
ご近所の方にも差し上げたら、すごく喜んでくださいました。
そして、ありましたガチャガチャ!
ルーヴルの男顔。と、ルーヴルの女顔。アクリルスタンド各6種類ずつ。
ガチャガチャの機械は女性版と男性版に別れていたので欲しいものが出やすい、かもしれない。(ショップの方に許可をいただいて撮影してきました)
そして私が1回だけ挑戦したところ
出ました!アルチンボルド!!わーい、わーい。
そうそう、展示を見る前に今回の展覧会とのコラボメニューを地下一階でいただきました。
仔羊のトマト煮込み バターライス添え。
ルーヴル美術館の入口にあるガラスのピラミッドのようにバターライスが盛り付けられております。
量が多いかな、と思っていたのにぺろり。正直、あまり仔羊得意ではないのですが独特なくさみも少なく、はいぺろりといただきました。
前回の《至上の印象派展 ビュールレ・コレクション》でも、ここでコラボメニューを注文しまして。
ここへ来るたびに、コラボメニューを注文するのも楽しいかなと密かに思う今日この頃です。