展覧会

ルーヴル美術館展で購入した絵はがきについて

先日、ルーヴル美術館展@国立新美術館で購入したグッズについてこちらの記事に書きました。

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今回は、購入した絵はがきについて書こうと思います。

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『胴鎧をまとったカラカラ帝の胸像』

カラカラ浴場って聞いたことがあるけど、と思ったらこの方が建てられたんですね。(正確には建てるのを命じた、ですね)

展示の横に、カラカラ帝は民衆からは暴君と恐れられたが、軍人たちからは人気があった的な説明がありました。

申し訳ないけれど、この胸像を見ても納得といいますか……強面ですね。

この胸像がどこに置かれていたかは分かりませんが、どこに置かれていてもちょっとおっかない気がします。

そして、カラカラは渾名だったとウィキペディアが教えてくれました。

カラカラとはガリア地方独特のフード付きチュニックのことで、
彼が幼少期から好んで着ていた服装だった。

どんなチュニックなのか 検索してみたのですが、これかな??というのしかヒットしなくて。

 

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『嗅ぎタバコ入れ』

皇帝ナポレオンと皇妃ジョゼフィーヌの肖像が入った嗅ぎタバコ入れ。

嗅ぎタバコ?

くんくん香りを嗅ぐ??と思いましたら。

嗅ぎたばことは、着火せずに香りを楽しむたばこである。タバコの粉末を鼻孔の粘膜などから摂取する

とウィキペディアにありました。

粉末を直接鼻に放り込む……。

図録の嗅ぎタバコに関するコラムでは《至上の印象派展 ビュールレ・コレクション》で見た肖像画が紹介されておりました。

え、あの男性が握っていたのは嗅ぎタバコ入れだったんだ!!!

慌てて至上の印象派展の図録を確認。うん、書いてある。

あ、れ。

もうひとつ、どこかで嗅ぎタバコ関係のものを見た気も……

!!!!!

サントリー美術館で開催された《ガレも愛した清朝皇帝のガラス展》だ!
最後の章で鼻煙壺をたくさん見たんだった!!

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そうだ、これも嗅ぎタバコ入れだった……。この記憶力のなさよ。とほほ

 

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左:《戴冠式正装のナポレオン1世の肖像》

右:《戴冠式の正装のナポレオン1世》

どちらも白テンの毛皮のもふもふ感が感じられるという。
絵なのに、もふもふ。大理石なのに、もふもふ。
どう描いたら、どう彫ったらそう見えるのか??

いくつかの決まった形式でしか肖像を制作させず、自身の公的イメージを操作したというナポレオン1世。

その戦略にまんまとはまり、特に2メートルを越える彫刻から受ける迫力たるや威圧感たるや、もう、はい、分かりましたナポレオン1世様みたいな。

近づいて、離れて、近づいて、離れて。
結構な時間、この彫刻を眺めておりました。イメージ戦略すごい。
というか単純すぎる自分。

この近くにナポレオン1世のデスマスクが展示されているのですが、その説明もなかなかに強烈でした。

 

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『フランス王太子、オルレアン公フェルディナン=フィリップ・ド
・ブルボン=オルレアンの肖像』

馬車の事故で彼が亡くなる数ヶ月前に完成したという作品。
奇しくも遺影のようになってしまったのかと思うと……。

とにかく手の美しさ!

私、手の綺麗な肖像画と本が美しく描かれた絵に弱いみたいで。

 

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『赤い縁なし帽をかぶった若い男性の肖像』

ボッティチェリと工房の作品とのこと。
美しかったなぁ。初日だったせいか、独占状態でこの絵を見ることができたのは本当に嬉しかったです。

 

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『パンジーの婦人』

銘文には”見えなくとも私は憶えている”というスペイン語が書かれているそうで。
そしてパンジーはフランス語で”思慕、恋心”の意味を持つ言葉だそうです。
亡くなった女性を憶えていたいというご家族の想いが込められているのでしょうか。

写真のない時代、絵は本当にいろんな役割を担ってきたんだなぁ、と改めて思いました。

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『ヴィーナスとキューピッド』

長年、レンブラントの弟子や工房の作品だと考えられていたそうですが近年になりレンブラント本人の作とされたそうです。

ふむ、そうなんですね。工房か本人かって難しい判断だろうなぁ、と。
顔だけ描いても本人作になるのか、全体の何%ぐらいを本人が描けば本人の作となるものなのか、素人なので基準がわからないのですが。

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『画家の家族の肖像』

家族の肖像、なんですが、こう神々しい感じで。

他の画家による『画家の妻と子どもの肖像』という作品も好きだったのですが残念ながら絵はがきがなかったのか、それとも色合いがちょっとだったから購入してこなかったのか。うーん、記憶がないという。

 

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『エカチェリーナ・ヴァシリエヴナ・スカヴロンスキー伯爵夫人の肖像』

この絵を描いたのは、エリザベート=ルイーズ・ヴィジェ=ルブラン。
ルブランはマリーアントワネットの肖像画家として有名で、かつとても美人である、という噂を聞いたことがあって。

今回の展覧会では、ルブランがモデルのテラコッタ像が出品されているのですが、本当に美しく。
そうか、こんなに美しく、かつ、絵の才能もあったのか。
天は二物を与えることもあるんですねぇ、なんてしみじみ。

まぁ、それにしても伯爵夫人も美しく。
この絵の前で1時間ぐらいぼんやりしてたいぐらい。
伯爵夫人の肖像をルブランが何枚か手がけたということは、画家としてもよっぽど魅力的なモデルさんだったんでしょうか。

 

そして最後はアルチンボルドの『春』と『秋』。

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昨年、国立西洋美術館でアルチンボルドの作品を見ることができましたが。

まさかルーヴル美術館所蔵のものも日本に居ながらにして見られるとは!
作品保護のためとは思いますが、他の展示に比べて少し照明が暗かったような?

いいなぁ、そんなにも間近で見られて。そして、照明が明るいですよねぇ。
これぐらいの明るさで見られたらなぁ。って、また素人が何言ってるんだ!
って叱られそうだから、このへんでやめておきます。

あぁ、アルチンボルド展も面白かったですよねぇ。

この記事も好きです。興味のある方は是非。

なぜ日本初のアルチンボルド展は実現したのか? 担当学芸員にその舞台裏を聞く|美術手帖

あ、一応、絵はがきの住所などを書く面は

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シンプルです。

これから先、人はどんな肖像を描き、どんな彫刻をしていくんだろうか。
そして、どんな役割を担っていくんだろうか、と考える今日この頃です。