珍しく平日にお休みが取れたので、昨日ミュシャ展を再訪。
今回はイヤホンガイドを借り、スラヴ叙事詩を中心にゆっくりゆっくりと見て回りました。
平日の夕方なのに、かなり人が多くて驚きましたが稀に絵の前に人が居なくなることがあって、おぉ全体が見えた!と心のなかで興奮。
とはいえ、ほんの数点ですが。
気がつけば3時間。
おかしいな、今回は撮影もほぼしてないのに。
前回は、目の前にあるスラヴ叙事詩を体感するというか、存在を確かめるような部分がありまして。
見たようで、見てないような、そんな気分でしたが。
今回は、それに比べるとじっくりと絵を見られた気がします。
といっても、いかんせん大きいし、勉強不足で絵の内容を完全には理解できてない部分は残っておりますが。
もし3回めに行くことがあったら、『わが祖国 モルダウ』を聞きながら見ようと先ほどiTunesでアルバムを購入。
そして、グッズも追加購入。
以前購入したのは、こちら。
前回、マスキングテープは5種類ほどあった気がする、と書きましたが確認したところ6種類でした。失礼いたしました。
今回購入したのは「四芸術」、そのほかに「四つの花」、「四つの時の流れ」、「羽根」、「四季」そして「夢想」と名付けられていました。
そしてクリアファイル。
ミュシャが描いたサラ・ベルナールのポスターが使われております。
前回、買い逃したので嬉しいな。
何度も露出とかホワイトバランスやらをいじって撮影したのですが、どうにも実物と同じ感じに写りませんでした。
ブルーが基調の美しいクリアファイル。裏面には『原故郷のスラヴ民族』の全体が載っております。
淡いピンクのクリアファイルは『東ローマ皇帝として戴冠するセルビア皇帝ステファン・ドゥシャン』の作品が使われています。
スラヴ叙事詩 全20点が掲載されたWクリアファイル。
内側は、こんな感じです。
おそらチェコ語だろうということで、インターネット上で翻訳してもらったところ
おそらく、私の入力がオカシイからだと思われます。
どこで切っていいのかよく分からなくて。
ただ、1930年というキーワード、そしてどこかでスラブ叙事詩の展覧会があったのだな、ということで図録を開きましたら
スラヴ叙事詩の展覧会は1930年にムハの故郷に近いブルノでも開催され、同じポスターが告知に使用された。
画像検索したら、出てきました!
なるほど、このポスターの下の告知部分がクリアファイルに使われたのですね。
なぜ1930年のポスターの文言を使おうと思ったのかは不明なのですが。
いや、スラヴ叙事詩展覧会繋がりってことで……でいいのかしら??
まさか87年後に異国の地で全点公開されるとはねぇ。
今回の展覧会を決定し、開催までご尽力くださった方々本当に本当に本当にありがとうございます。
私にできるお礼といえば、グッズを購入することぐらいで。ううう。
そうそう、グッズ。
ダブルチケットファイル。
私が購入したのは『フス派の王、ポジェブラディとクンシュタートのイジ―』。
これはバージョン違いで、ほかに3種類ぐらいあったような??
中は、こんな感じです。
この写真だと分かりにくいですが、ちゃんと両脇に挟めるようになっています。
あまりにも美しかったので、しおりも。
レシートには”金のしおり”と記載がありました。
あとは、絵はがき。
前回、買いそびれてしまった「アイリス」を追加し無事揃いました。
『スラヴ叙事詩』からは前回と合わせ計8枚。
上記の絵はがきたちは、今回の展覧会用に印刷されたもののようで。
紙質が個人的にはとても好みでした。
なんといいますか、写真でいうと絹目みたいな??絶妙な光沢感がいいなぁ、と。
最後にご紹介するのは堺市にあるアルフォンス・ミュシャ館で販売されていると思われる絵はがき。
『ヒヤシンス姫』のポスター。
こちらの紙質も好きです。
この作品も見てみたかったので、嬉しかったです。
ポスターというと、そんなに大きなイメージがなかったのですがサラ・ベルナールの舞台宣伝用ポスターといい、結構サイズが大きいんだなぁと。
通常絵はがきサイズだけでなく、他のサイズがあったら、もっと売上に協力させていただけたのになぁ、なんて、ちょっと残念に思いつつ、どこか安堵しつつ思うのでした。