雪村展を見に東京芸術大学大学美術館へ行ったので、次回の展覧会の
前売り券も窓口で購入してきました。
というのも、このチラシを見ていたから。
藝「大」コレクション展。
見たいと思っていた作品がいくつも載っていたのと、パンドラの箱が開いた!という
謳い文句に誘われました。
藝大のパンドラ。なんだか、すごいもの飛び出して奇想、じゃなかった、きそう。
会期は2017年7月11日~8月6日が第1期、8月11日~9月10日が
第2期だそうで、大規模な展示替えがあるとのこと。
展覧会の柱は大きく3つあるようです。
1.テーマ編
平櫛田中コレクション、卒業制作、石膏原型一挙開陳などなど。
少し前に、美の巨人たちで紹介されていた平櫛田中の『活人箭』が見られる
ようです。
あと面白そうだなぁと思ったのは
本学では卒業時に自画像を提出することが一つの伝統となっています。
その膨大な自画像コレクションの中から、このたびは1950年代から
80年代に生まれ、とりわけ活躍の目覚ましい作家たちの作品をご紹介
します。そのほとんどが初公開であり、一堂に会する機会は得難いもの
です。
技法も素材も多様な自画像。作家の原石を見るような作品もあれば、
現在とは作風が全く異なる、意外性に富んだものもあります。
山口晃さんや、村上隆さんの自画像も通期で展示される予定とか!
2.アーカイブ編
藤田嗣治氏の資料、藝大に遺された未公開の写真資料。
3.名品編
名品編の展示でチラシに書いてあるものをピックアップしますと
第1期展示:『絵因果経』(国宝)、狩野芳崖『慈母観音』、『浄瑠璃寺吉祥天
厨子絵』
第2期展示:尾形光琳『槇楓図屏風』、伊藤若冲『鯉図』、上村松園『草子洗小町』
これは現在の予定で、各作品の展示期間は変更になる場合があります とのこと。
1期も2期にも見たい作品があるので数量限定の2回チケットを購入してみました。
買ったことを忘れないようにしないと。
あとは東京都美術館で入手したチラシが気になりました。
今年10月24日~2018年1月8日まで東京都美術館で開催予定の《ゴッホ展》。
日本初公開の『タラスコンの乗合馬車』と『夾竹桃と本のある静物』、
そして私が見たいと思っていた『寝室』(ファン・ゴッホ美術館所蔵)も来日予定。
《ゴッホ展》の次の展覧会のようで、2018年1月23日~4月1日。
はてさて、どんな作品がくるのか?今後の情報が愉しみです。
まだ5月になったばかりだというのに、来年の話をしてしまいました。