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インカ帝国展  其の弐

※ 記事内に商品プロモーションを含んでいます

さて、誰にも頼まれていませんがインカ帝国展の続きをば。

 

インカ文明といえば鉄も車輪も、そして文字を持たなかった、と。そして文字の代わりに、”キープ”と呼ばれるリャマなどの毛で編まれ紐を結んで伝達手段として使っていた、と。

第二会場には、沖縄でも縄で情報を伝達していたとして藁算(わらざん)の実物が展示されていました。

Wikipediaで調べてみましたら

>日本列島では、沖縄や房総半島や北海道で昭和時代まで使われていた。

うーん、まったく知らなかったので驚きました。そうでしたか、日本にも。不思議ですなぁ、まったく違う地域で、時を超えて。

マヤ文明は20進法だったそうですが、インカは10進法でキープでは最大9999の数字まであらわせそうです。それ以上の数字を表す方法もあったのかな??

でもって、結び目だけでなく縄の色や長さによって様々な情報を伝えていたというキープ。その情報を記録したり読み解く、専門の人たちは”キープカマヨク”と呼ばれていたそうで。

どーもですね、4年間学んだそうなんですよ専門学校で。文字を持たない、と言われてる彼らですが文字を超えて暗号化したって、すごいですよね。わざと文字にしなかったんじゃない??と、これまた妄想爆発。

第二会場にはキープを自分で結べる体験コーナーもありますので、ぜひ。私も挑戦してみましたが、、、たぶん、できた、、、と思う。

小学生から中学生までを対象としたキープのワークショップもあるようです。興味のある方は、こちらで日時などご確認をー

そしてカミソリの刃すら入らないという精緻な石組みも有名ですよね。削りだす石と、仕上げの石を変えて。いったい、どのぐらいの時間をかけて削るのか。

でもって、十二面の石のレプリカがありました。

「十二角の石」とも呼ばれ、クスコ市内に実物があるとか。実物見てみたいなー。

子供のころから、エジプトとマチュピチュには行きたいとずーっと思ってるんです。なかなか実現しないけど。たはは

さてさて、公式グッズ。

図録がねー、最期まで購入するか迷ったんです。でも結局は、こちらにしました。

公式ガイドブック『インカの謎が、やって来る。』

60ページぐらいの冊子ですが、写真も豊富ですし、インカの人々の暮らしぶりなどが分かりやすく紹介されています。

ポストカード。

”チャスキ”と呼ばれた飛脚の絵です。

リレー方式でキープを運び、一日280キロ走ったともいわれてるそうです。マラソンの約7倍。

しかも高低差激しそうなのに。体力のない私には妄想すら無理。

ちなみに、この絵をかいたのはフェリペ・グァマン・ポマ・デ・アヤラ。16世紀から17世紀にかけてアンデスを生きたインディオの記録者だそうです。個人的には、このポストカードが欲しかったんですが無かったんです。

第9代インカ王パチャクティだそうです。

はい、ガチャガチャ

こんなん出ました

良かった、ミイラじゃなくて(^^;;

それにしても、王様はミイラになってもお散歩したりお祭りや行事に参加してたとは。この世を離れても、なかなかゆっくりできなかったようで。

 

インカ帝国展、色々とお得なチケットがありまして

金曜限定ペア得ナイト券

(会場、チケBOO!限定販売) 2名様で2,000円

※午後5時から午後8時まで。最終入場は午後7時半。

2名様同時入場、男女問わず

水曜限定レディース券

(会場、チケBOO!限定販売) 1,000円

※水曜日の開館時間内有効、1名様、女性限定

以上、ホームページからの情報でした。

また何か変更があるかもしれないので、念のため、このページで再度ご確認くださいませ~。

長々と続きますが、最後に。

二週間前のシロナガスクジラ

そして、一昨日のシロナガスクジラ

口元に桜が

八重桜が満開で綺麗でした。

さて、次に上野へ行くときは何の展示をみるときかなー。