金曜、土曜日は21時まで開催中の《仁和寺と御室派のみほとけ展》。
やはり夜のほうが少しはゆっくり見られるだろうと土曜日に行ってきました。
夕方5時すぎに平成館へ。
前半展示終了間際だし、テレビで紹介されたし、少し混んでいるかもしれないと思いつつ。ありがたい、のんびり自分のペースで見られる!
もちろん展示によっては人が集まる箇所もありましたが、見る順番にこだわらなければゆっくり見られました。
※ 翌週の土曜日、同じ時間帯に行きましたが混雑は倍以上、もしくはそれ以上に感じました!
美しいものから、度肝を抜かれるものまで、書から絵から工芸から仏像などなど174点。選りすぐって174点。
一体、全体だとどのぐらいの点数があるものなのか。保管するのも美術館並に大変そうだなぁ…なんて。お寺や神社って、こんなにもお宝を持っているんだなぁ。それだけ力があり、支持されてきてるんだなぁ。
普段は修行の場であるため、まず公開されることがないという仁和寺観音堂内の完全再現スペースではあまりの圧倒的な濃密さに衝撃を受け。
再現スペースは写真撮影可能と聞いていたので、じゃあ最後にそのスペースがあるのかな、と勝手に思い込んでいたら。
最後の章ではあるものの、←すみません、最後の章(第5章)ではなく第4章でした。その途中にスペースがありました。
これから行かれる方は、ペース配分お気をつけくださいませ(?!)私は写真を撮る気満々だったので、ここで思いの外時間が……。
撮影して、見とれ、撮影して、見とれ、後ろをグルと回って(仏像の後ろが見られる訳ではなく堂内の回廊が再現されていました)壁画を撮影して、見とれ、正面に戻って撮影して、見とれて……。
さっと撮影してから展示の続きを見て、また戻ってきて撮影しても良かったのですが。あの空間から抜け出すのがもったいなくて。
そうだ、先に購入したグッズを。
今回も、そんなに購入してないのですが。
まずは図録。
今回新しく撮影した写真も載っているとのこと。
ただ、すべてではないので私が心惹かれた仏像の何点かは写真がちょっと勿体無いかな、と。もっと美人、美男なのに勿体無いぃ!!!(いや、性別無いのですが)。
私が激しく反応した”糞掃衣”について1ページ書かれているのも感激。そうそう、詳しく知りたかったんです!!と。いやぁ、色んな言葉があるものですねぇ。
ショップで図録の見本をパラパラしつつ、どうしようかな、買わなくてもいいかななんて思ってたんですが。翌日、買っといて良かった!ありがとう、昨日の自分!!となりました。
恐らく、脳内があまりにも色んなものを見すぎて楽しくて、でも飽和状態でもう考えたくない、これ以上は今は無理!考えたくない!という状態だったんだと思います。
たとえ購入しなかったとしても、通信販売があるので安心ですね。(いえ、回し者ではございません)
絵はがきは2枚購入しました。
左:国宝 宝相華迦陵頻伽蒔絵冊子箱
右:国宝 阿弥陀如来坐像
えっと。左の冊子箱はまだ展示されてないのです。ですが、つい。後ろにも作品名と所蔵先が書かれているのに、何故表面に文字を入れたのかは不明。文字の部分削って、もう少し写真を大きめにしたら……って余計なお世話ですね。
翌日、図録を見ながらつらつら思い返して。
これはやはり、後期展示も見に行かねば!と。
実際は前期・後期という単純な展示期間ではなく、もっと細かく設定されていますが。2月14日から展示されるものも見てみたいものが多いので。平日に行くべきか、夜間に行くべきか。しばし悩もう。悩んでも、人の多さは予測不能だけど。
そして、マスキングテープ。
”国宝 三十帖冊子 空海ほか筆”マスキングテープ。
同じ文字は2回しか入っていない、と説明書きにありました。貴重。そのため、写真撮影のために紙に貼ってみたものの剥がしやすく貼っているのがバレバレですね。ほほほ。
こちらは生成りタイプ。もうひとつ、地が黒色の物があった、気が。文字の種類も違うのかな。
個人的に一番好きなグッズは、こちら。
持物根付。
2月14日以降に大阪・葛井寺からお出ましになる千手観音菩薩坐像が手に持っている持物が根付に!
ショップの方に許可を得て撮影させていただきました。イラスト上手いですよねぇ!どなたが描いたのかしら。
根付の種類は全部で5種類。
あぁ、奥に見えるお猪口も買えば良かった……。
そうそう、宝珠はラスト1個を購入させていただきました。
独鈷杵で煩悩を打ち砕いて欲しい、けれど、打ち砕かれたら私自身が無くなる気もする。
すごい。ピントがぶれぶれで文字が読めなくてすごい。本当は全種類欲しかったんですけれど。紐の色がそれぞれ違うところも素敵。
神々しさに満ち溢れ、その迫力に購入をためらってしまったクリアファイル。
次回は勇気を出して購入できるのか?!というのも密かな楽しみのひとつです。
※ グッズを追加購入してみました。
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