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三度目の仁和寺と御室派のみほとけ展

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家族が行きたいというので、お供してきました仁和寺と御室派のみほとけ展。というか、自分がもう一度行きたかっただけなのですが。

1つの展覧会で3回足を運ぶなんて、我ながら大変珍しいな、と。サントリー美術館で2015年に開催された《若冲と蕪村展》以来かもしれないな。

ま、それはさておき。

平日でも入場待ちが出来るというので、昨日の夕方17時30分頃に平成館へ行きましたら。

さすがに入場待ちはないものの、特に第1会場は書や絵が多いせいか列が2重になっている箇所が多々ありました。

あまり先に色々言ってしまうのも楽しみがなくなるかと思い、家族には仁和寺の観音堂が再現されていることを黙っていましたら。

やはり、あそこはインパクトが強かったようで。そして、ひときわ混雑が凄かったです。

会場内のショップで大阪・葛井寺の持物根付を探したのですが、見つけることができませんでした。

係の方に聞いたところ、「売り場に出ていないものは売り切れていまして……」とのこと。

あと1種類で揃ったのに。無念。というか、なぜいっぺんに購入しておかなかったのか、という。

ただ、三度目の正直、というか、三度目にようやく仁和寺のおみくじを手にすることができました。

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ピンクと迷ったのですが、こちらを。

あと、こちらも結局購入。

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ぐい呑。

「空」と「海」にしようかと思っていたのですが、気づいたら「笑」を手にしていました。

なんか、この「笑」の文字を見ていると本当に笑っている感じがします。

最初は、まさか3回も行くとは思ってもいなかったのですが。恐るべし、仁和寺と御室派。そして、空海の影響力って本当に凄いことだな、と。

まったく話が変わりますが、現在公開中の映画『空海』。個人的には大変面白かったので、2回め観に行きたいな、と。

タイトルからすると、空海の修行時代かな、密教を広めるときのことかな、と思ってしまいますが。

原作は、こちらです。

沙門空海唐の国にて鬼と宴す 巻ノ一 (角川文庫)

唐へ修行へ行った若き空海が、楊貴妃の謎に迫るという。といっても、そこは夢枕獏さん原作なので、ミステリーというよりは……なんだろう?ちょっと、摩訶不思議な世界が。

画像の美しさ、次々と起こる謎に翻弄され、気がつけば129分。

私自身、原作を読んでいないのですが。映画の設定通りなら、なぜ空海がそんなにも短期間で密教の奥義を伝授されたのか納得だなぁ、と。

いや、まぁ、フィクションなんですけれど。なんですけれど、それならば話は早いですよね、と。

久しぶりに長編小説を読んでみたくなった今日この頃です。

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