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インカ帝国展 マチュピチュ「発見」100年

※ 記事内に商品プロモーションを含んでいます
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上野で開催中のインカ帝国展

朝9時からというので、昨日張り切って行ってまいりました。

と言っても、到着したのは9:20ぐらいでして

なんやかんや混んでました。

展示を見るために、あちこちで並びましたなぁ。

私が会場をあとにした12時頃には、入口に「混雑してます」と

書かれた紙が張り出されてました。

2007年にはインカ・マヤ・アステカ展

2009年には黄金の都 シカン展に、いそいそと足を運んだっけ。

そうそう、2010年には池袋の”古代メキシコ・オルメカ文明展”も 。

興奮して、3本ぐらいブログに書いた気がする。。。

其の壱    其の弐   其の参

なんだか、あちら方面の文化に興味ありありなようで。不思議ですねぇ、何が私を呼んでいるんでしょうか。

さて今回のインカ帝国展は、考古学・歴史学・人類学の3つの視点からインカ文明に迫る、ってことで。

第二会場に、監修された3人の方の簡単なインタビュー映像とそれぞれのプロフィールなどが書かれたパネルが。

そこには、なぜこの道に入ったのか?や、これからその学問を目指す人への言葉が書かれていました。

個人的には、そうゆう現場の人の生の声をだすと、よりその展示の見方が増えて面白くなるのではないかなぁ、今後も、もっと発信してもらえればなぁ、なんて思ったり。

3D映像でマチュピチュをめぐる、というコーナーも映像が綺麗でしたし、自分が歩いて見てるような感じになったり、本当ならば見られない上空からの眺めや、アニメーションでの解説が分かりやすかったです。

まだ3D画像じゃないのに、はりきって最初からメガネかけちゃったり最後の方に出てくる神官のお顔が、もしやアノ方??みたいなこともありました。

映像技術の進歩のおかげで、より分かりやすく物事を理解できるようになった、とはいえ厳しい環境の中で、暮らすのも大変だっただろうに様々な染色方法を編み出し、高度な建築技術で建物を作り、インカ道と呼ばれる全国4万キロに張り巡らされた道を作り、冶金技術を高め装飾品を作り、「これ今年流行のチュニックです」と言われても「わぁ、素敵な柄!」と言ってしまいそうな洗練されたデザインの貫頭衣を作り上げ。

人間って、進歩したんだろうけど、本当の意味での進歩ってしてるんだろうか??って、ご先祖様たちの仕事っぷりを見てると、いつもいつもそんなことを思ってしまうんです。自分って、何一つご先祖様たちにかなわないな、って。

まぁ、ご先祖様といっても直接関係はない(かもしれない)けれどまぁ、同じ地球にすむ先輩的な意味で。

織物も「刺繍、縫いとり、つづれ織り、レース織」を使い分け染色するのも、鉱物・植物、そして灰なども使っていたり何しろ、デザインが本当に素敵なんですよねぇ。

アルパカや鳥の模様が入っていたり、コカの葉を集めるときに使っていたという袋も単なる袋じゃなくて、お洒落な作りなんですよー。

うっとり。

あと、六芒星や八芒星をかたどった物も多く、ふとインカインチという植物を思い出しました。

グリーンナッツオイル・インカインチとは?というページで実物の写真が見られます。

「インカ」という名前だからって、インカ文明の人たちが実際に食べていたかどうかは不明ですが。彼らのデザインは自然を観察し、それを取り入れたのかもしれないなぁ、と勝手に妄想。

それもシンプルで、かつ、時代を経ても素敵だなぁ、と心に残るデザインを産み出すところが凄いなぁ。それを作った人たちは、まさか後世に、しかも遠く離れた見知らぬ土地で展示されるなんて思ってもなかっただろうけれど。これまた、見に行って良かったです。

え?今回は、グッズについて書かないのか?

ふふふふふ。

書きますよー。

長くなっちゃったので今日は、ここまで。

次回をお楽しみに!?