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レオナルド・ダ・ヴィンチ 美の理想

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現在、渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムで開催中の『レオナルド・ダ・ヴィンチ美の理想』。

ダ・ヴィンチ村で産まれたから、ダ・ヴィンチさんというのは知っていたのですが、

>レオナルドの姓「ダ・ヴィンチ」はイタリア語の柳を意味する。
>ダ・ヴィンチとはレオナルドの生まれた村の名でもある。
>柳は古代から村の岸に茂っていたという。柳の枝はエンブレム発想の源になった。

そうなのか、柳さんなのねー。

なんか、親近感湧きますね……湧かない?

“エンブレム”というのは、ダ・ヴィンチが考案しアルブレヒト・デューラーが制作した「柳の枝の飾り文様」という作品のこと。

レオナルド・ダ・ヴィンチ美の理想展の絵はがき

東京の展示で、まず最初に見られる この作品。

一緒に行った友人に「そんなに気に入ったの?」と笑われるほど、足が止まってました。

「モナ・リザ」や「白貂(てん)を抱く貴婦人」の人物の衣服にも同じ柳の文様がある

・・・まったく気づいてなかった

以前、『ダ・ヴィンチ~モナ・リザ25の秘密~』という展覧会にも行ったのにどこ見てんのよーーーー。

さて。

4/22まで公開している”少女の頭部”も良かったし日本初公開の”ほつれ髪の女”は圧倒的な美しさでした。

「モナ・リザよりも美しいと思う」と絵を所有する美術館の館長さんがテレビで語ってましたが納得です。大きく納得です。

20年ほど前に実物のモナ・リザを見たときはガラスケースにも入ってなかったように記憶しているのですが。

ウィキペディアで見ると、ケースなしでの展示は1956年以前みたいです。完全な記憶違いだったようで……。

ただ、最近のテレビで見る展示室の様子と比べるとえ?これ本物??と思うぐらい、こんなに近くで見ていいの??と思うぐらいやや無防備なぐらい近くで見られたんですが。

正直、色はなんか暗いなぁ……と。

いや、でも名画と言われるぐらいだしなぁ、とかぶつぶつ思ってた記憶があります。

好みの問題もあるし、まったく題材が違うから比べるのもなんですが,

うん、私は”ほつれ髪の女”に魅了されました。

正面から見るよりも、左右から見た方がより美しくみえた気がします。あまりにも美しくて、見てるこちらが照れてしまうぐらい素敵な微笑みでした。

東京でしか公開されないという、この作品。足を運ぶ価値は十分に、十二分にあるのではないかと思います。

あ。

あと、これまた日本初公開の”アイルワースのモナ・リザ”はダ・ヴィンチの未完成作ではないか、と言われている作品。

可愛かったー。これがダ・ヴィンチの作品であるならば私は、こちらのモナ・リザが好きだなぁ。

それにしても、個人蔵のモナ・リザってすごいですねぇ。本物と認定されたら、自宅で保管とかできなさそうですよね。

なんて、自分の持ち物でもないのに心配している今日この頃です。