銀座で開催中の『フェルメール 光の王国展2』へ行ってきました。
2ってことは、1があった訳で。ええ、そうなんですよね。行きそびれちゃいましたが。
で、どこが違うのかな?!と思いましたら1は【制作年代順】、今回は【所蔵美術館ごと】に展示されていたそうです。
フェルメール作品37点が一堂に展示されています。そして、描かれた当時、こうであっただろう、という色彩に復元されてあります。
今さらながら、1つ大きな見落としに気づきました。
それは。
それはですね。
それは、「絵って額縁とセットだよね」ってことです。
えーーー?今さらー??って思いますよね。自分でも、今さらすぎて驚いてます。
係りの方に、「絵だけでなくて、額縁も本物と同じように復元(?)されているんですよね??」と質問したところ
「はい、そうなんです。そういえば、お客様に画家の方がいらして、額縁で絵の印象がかなり変わると仰ってました」とのこと。
なるほど、なるほど。
画集でみる場合、額縁は除外されているので。頭の中では、額縁がないままの絵が記憶されていた、と。
先日見た「真珠の耳飾りの少女」の額縁は比較的シンプルだったので。恐らく、それで額縁の存在については気づかなかった、のかも。なんて、単なる言い訳ですが。
あの絵の額を、こっちの額と変更したら・・・とか頭の中で着せ替えしてみました。
もし、今度パート3を開催する暁には額縁チェンジコーナーとか設置してもらえたら個人的には面白いんだけど。せめて、画像だけでも見てみたい。なんて思ってみたり。
私の中で、額縁&絵のトータルでみた印象としては「レースを編む女」が一番「!!!」となりました。額縁の色が鮮やかだし、少し変わった感じの額なので目立ったのかもしれませんが。
あと、「牛乳を注ぐ女」も好きだなぁ、額縁。
フラッシュ撮影さえしなければ、カメラでの作品撮影もOKとのこと。
しまったー。撮影してくれば良かったなぁ。
で、またしても長くなってきたので。一旦、ここでクローズしようと思います。
次回こそ、ルプソワールについて書くぞー。
https://usakameart.syuzyu.com/entry/2012/09/30/131400